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弊社の「あるべき姿」 を目指し、
実現するためにはどうすればいいか。
5年先も成長し続けるために、
終わりない探求を続けて参ります。

弊社は無事、創業90周年を迎えることができました。 これもひとえにお取り引き先、 協力会社、 仕入れ先皆様方のよきご理解とご支援、ご協力をいただいたからこそと厚く御礼申し上げます。
初代社長 吉川国太郎がセルロイド加工業を1932年に創業して以来、工場火災、 第二次世界大戦、第一次オイルショックなど、 度重なる苦難を乗り越え、今日まで着実にモノづくりを続けることができました。

近年では、2019年より世界規模で流行した感染症対策により、営業自粛や展示会中止が余儀なくされ、ロックダウンによる海外物流の難化や売上の急降下などが起こりました。 2022年の昨今では、ロシアによるウクライナ侵攻などが発生し、急激な円安、材料高に見舞われております。これらの前例のない事態の中で経営を続けられたのは従業員の皆様による、懸命な対応と対策によるものが大きかったと考えます。
兼ねてより進めている中長期計画で、今期が5年目を迎えます。まだまだ問題を抱えながらも、 いくつかが実現に向かい始めております。第四工場の建設が90周年の締めに完成することができました。この工場建設では、弊社が経営の第三の柱を目指す、 環境対応に向けた新規材料開発事 業の推進での大きな役割を持っています。
世界では2030年までの温室効果ガス削減目標が掲げられておりますが、この大きな目標の上流に100周年を迎えた弊社の存在を確立させることを目指しております。
実現には、皆様方のご協力が必要となります。今後とも、生活者に選ばれ、愛される商品づくりに 邁進する所存であります。皆様方には変わらずのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ライクイット株式会社
代表取締役会長 吉川 利幸

持続可能な社会の実現を目指して

私たちは、昭和7年（1932年）に吉川セルロイド工業所として創業し、昭和26年（1951年）に吉川国工業所と改名、使い易く合理的であり、長く使い続けられるシンプルなデザインをもの作りの原点としたプラスチック生活用品を作り続けています。奈良、二上山のふもとに本社工場をかまえ、企画・製造・販売を一手に行ない、国内はもちろん、全世界のお客様のニーズに合わせた商品を生み出しています。
工場では、プラスチックの性能を生かすため、自動化を進め、多くの若いエンジニアが柔軟な考えと実行力でイノベーションを起こしています。素材への追求、徹底した品質管理、自社にて金型メンテナンスを行ない、安定した商品を提供できるよう努めています。
また、再生材やバイオマス原料の積極的な活用や、太陽光発電も取り入れ、環境への配慮にも努めています。生活者にとって持続可能な快適な暮らしのご提案を行い、そして、より快適な生活に繋がることへの追求心こそが、私たちの原動力です。“I like-it”と世界中から賞賛され、愛され続けるブランドを目指して、常に進化した生活用品を提案し続けていきます。

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